横須賀流刑地

勝利の輝き目指して

【備忘録】カバガルゲッコsecond【第1回ちょくおふ3位】

唐突に個別解説から。


カバルドン@ゴツメ


努力値・技構成共に前回記事と同様なので割愛。カバルドンに限らず、物理アタッカーに対する引き先がいる構築は使いやすい。

ガルーラと組ませる物理受けとして他の有名どころで言えばクレセリアが挙がるが、個人的には欠伸や吹き飛ばし,ステルスロックによる起点作りを担うこともできるカバルドンを使いたい。勿論、クレセリアは特殊耐久に優れているという差別点があるので絶対に使わない!というわけではないが今回はもう一つのメガシンカ枠としてサーナイトを用意し、ゴーストの一貫が嫌だったのでクレセリアではなくカバルドンとなった。



ガルーラ@メガ石


意地っ張りASベース メガ前特性は肝っ玉


グロウパンチ捨て身タックル不意打ち噛み砕く


グロウパンチ→捨て身タックルで受けを成立させないこと,またキノガッサに対してメガ前の速さでも上から殴れることを意識した結果このような努力値と技構成となった。

竜舞捨て身メガボーマンダを以前使った時もそうだったが、瞬間火力と崩しを両立できるエースは強い。ましてや通りの良いタイプでもあるのでメガガルーラというポケモンのポテンシャルを大いに活かせたと思う。

ただ噛み砕くの枠は炎のパンチと選択。後述のサーナイトがめざめるパワー炎を持っているので必要ないかなと思い今回はゲンガーに打点の持てる噛み砕くを選択した。



ゲッコウガ@ラムのみ


前回記事と同様


信用可能ゲッコウガ。やはり強かった。時々思わぬ乱数を引くので火力に相当割いてるのでは?との意見を貰うが寧ろ従来の信用可能ゲッコウガに比べてBに努力値を多めに取っているので火力は低い。単に運がいいだけ。


具体的に言うと従来の信用可能ゲッコウガは意地ガブリアスの逆鱗を最高乱数を切って耐える調整とのことだが、自分の場合それを確定耐えまで振っている。故に悪の波動→影撃という処理ルートがある対ゲンガー性能が従来のものと比べて劣るのが欠点。カバガルという並びが基本的にガブリアスには強めなので改善点である。



サーナイト@メガ石


控えめ(詳しい調整は非公開) メガ前特性はトレース


ハイパーボイスサイコショックめざ炎挑発


実はこの構築の組み始めポケモン。「受けループに強いポケモンが欲しい」と某先生に頼ったところ教えてもらった。どこかの記事にも書いたと思うが自身の対受けループ勝率は0%ということもあり採用した。受けループとは当たっていない。

受けループに強い、ということはサイクル系統の相手に強い。ということでめざ炎の存在からナットレイを含むようなサイクル(いわゆる不快サイクル)に対して真価を発揮できる。更にメガ前状態であればクレッフィを知恵の輪同然に玩具にできるのも評価できる。

対面系の構築に対してはガルーラを、サイクル系の構築に対してはサーナイトを出すように心がけた。実行には移せていない。



ギルガルド@命の珠


冷静(調整はどこか有名なブログで上がってるよきっと)


シャドーボールラスターカノン影撃キングシールド


フェアリー打点の一貫切りでギルガルドを入れようと思い型を考えていたところ、某先生が前シーズン使っていた(ような違ったような)構築に採用されており、気になったので起用した。ただ試運転時にもそこまで選出できたわけでもないのでこの構築には噛み合ってないと思われる。

噛み合ってないので他のポケモンに変えてもいいが、もしこの枠にギルガルドを採用するのであれば、崩しの役割を持たせるのに毒身代わりキンシの残飯型がいいかもしれない。


化身ボルトロス@オボン


図太い


前回記事と努力値配分は同じだが今回は挑発から悪巧みに技を変更。構築内に積みによる崩しができるのがメガガルーラしかいなかったので悪巧みにしたがそれなりに噛み合っていたと思われる。カバルドンによる欠伸起点作りの恩恵も得られるのでgood。



第1回ちょくおふで4-3,5人竦みを制し予選1位抜け、準決勝で敗れ3決に回りそこで何とか勝ち星を上げて3位という結果を残した。オフで対戦してくださった方、ありがとうございました。


レートは......うん。




ここ最近の3回のオフでカバガルゲッコというテーマで構築を組んだがとても使いやすかった。明確な役割分担を果たせているのもそうだし、何よりこの3匹が使う技というのが基本的に命中安定技にも関わらずちゃんと打点を取れるというのが使いやすさの要因と考える。

勿論弱点も存在する。例えばボーマンダバシャーモといった抜きエース。起点を作られて全抜き、なんてことも起こりうるので他の3匹でケアすることを忘れてはいけない。今回であれば化身ボルトロスがそれに該当する。もう一つ挙げるとするとリザードン(名指し)。僕自身経験が浅いのでリザードン検定は悉く失敗するし、カバガルゲッコに関してはどちらが来ても辛い。

Xであれば起点作りを上手く誤魔化せればなんとかなるかもしれないが看破されればもうどうしようもない。

Yはもっとキツい。カバルドンはどう頑張っても天候を上書きされてソーラービームで落ち、ガルーラは耐久に振らないと晴れオバヒでワンパン。ゲッコウガに関しては打点すらないので辛いってレベルじゃない。しかも今回の構築に関してはストッパーすらいないのでここは次にカバガルゲッコを組むときに要検討案件である。


またカバガルゲッコ関係なしに、オフでの対戦で明らかなプレイングミスを運で補う場面もあった。後から某先生や某マサヤさんに言われてからやっと気づくようなものもあった為、今回のミスはしっかりと次に活かしていきたいと思った。



いい加減特殊メガルカリオ軸を扱えるようになりたい。......いや特殊メガルカリオ自体そんなに強くな(ry



以上。




【第8回ABCシングル大会優勝構築】カバガルゲッコウガァ...

【挨拶】


6/12(日)、東京工科大学ポケモンサークル(通称てうぽけ)さん主催のAero Blast Cup(ABCと表記)という40人規模のシングル大会に参加させていただきました。


そこで何と自身初となるオフでの優勝を成し遂げることができました。素直に嬉しいです。


今回使った構築は正直、構築レベルは人によっては「え、こんなんで勝てるの?」みたいに思われてもおかしくないような物ですのであくまで知識や経験、直感と運(重要)で掴み取った優勝であるということを明記しておきます。

それでもそういった要素は比較的まともな構築の上でないと成り立たないと思うので折角なので紹介します。させてください(懇願)。



【並び】


ガルーラ@メガ石

カバルドン@ゴツゴツメット

ゲッコウガァ...@ラムの実

化身ボルトロス@オボンの実

ウルガモス@命の珠

ゲンガー@メガ石


もしかしたら有名な方がレートで結果残した並びと被ってたりするかもしれませんが一応自分で考えました。



【個別解説】



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ガルーラ@メガ石


意地っ張り 197(132)-159(236)-115(116)-×-121(4)-113(20) (実数値はメガシンカ前のもの)


秘密の力グロウパンチ不意打ち噛み砕く



S14のシングルレート最終1位の成績を残したローさんの構築から持ってきたABメガガルーラ。細かな耐久調整意図は本家ブログを参照願います。(『厨パfinal』で検索)

カバガルゲッコウガァ...でサイクルを回す時のために一応耐久寄りの調整にしましたが、ここは改善点。構築全体で重めなキノガッサに対し上からの圧力をかけられないのは正直「よわよわのよわ」と言ったところです。

あくまでこのABメガガルーラは対面的な戦術で輝くわけでこの構築に入れるなら意地ASの猫不意持ちでも良さそう。

因みに実戦では意識しないうちに対面選出でこのガルーラ使ってました。思考的にはサイクル構築の方が合ってると思うんですけどね......?




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カバルドン@ゴツゴツメット


腕白 215(252)-134(12)-180(204)-×-93(4)-72(36)


地震岩石封じ怠ける欠伸


Hぶっぱ

Sは補正無し4振りクチート抜き

気持ちAに12振り残りB端数D




物理受け兼起点作り。先週のオフで使ったアッキの実カバルドンよりかは使いやすかった。ゆきEXさんごめんなさい。

Bが若干削れていますが諸物理アタッカーに後投げする耐久は十分に備えているので及第点。今回の大会では「ゴツメと砂嵐によるスリップダメージの蓄積」を意識したので直接殴ってきそうな相手には積極的に投げました。ただそこまで触っては貰えなかった。

欠伸を通すプレイングも意識したところ綺麗な勝ち筋を通せた試合もあったので個人的には満足。






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ゲッコウガァ...@ラムの実


臆病 149(12)-104(4)-108(164)-141(140)-91-182(188)


熱湯悪の波動冷凍ビーム影撃



『ドーモ。ポケモントレーナー=サン。信用可能ゲッコウガです』


「信用可能ゲッコウガ #とは」  という方に関してはここで説明するよりもご自分で調べた方が理解が早いと思います。決して説明が怠いわけではありません。本当です!信じてください!


カバガルゲッコ(以下表記をこれに統一)のゲッコウガは基本的に信用可能ゲッコウガとのことですので信用可能ゲッコウガです。

従来の信用可能ゲッコウガとの相違点は草結びが熱湯に変わったことですがやはり3割の追加効果を押し付けられるのはとても強いです。だってやられたら嫌だもの(みつを)


今大会で「珠けたぐりでガルーラ粉砕してぇ......」ってめっちゃ思いましたけどこの型はこの型で役割があるからまぁ、うん......




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↑相手がこう主張したくなる試合を3試合もやりやがったのが


化身ボルトロス@オボンの実


図太い 184-×-132-145-99-135 (非理想につき実際に運用した個体の実数値のみ明記)


10万ボルトめざめるパワー氷電磁波挑発


最速70族(キノガッサとか)抜き

残りHB



麻痺撒いて煽って電気流して氷の力にめざめたおっさん。わざわざここで言うまでもないスペックを持っているのはみんな知ってると思います。挑発の部分は元々悪巧みを採用していたのですがオフ特有の害悪ポケモンに対して選出が歪まないようにする為、そしてガルーラやウルガモスの積みの起点にする為に十分な働きをしてくれました。


今回の大会、こいつ1匹の力で試合を3つほど壊したのでやはり皆さんボルトロスはちゃんとした個体を厳選しておくことをお勧めします。上から麻痺撒いて裏のポケモンで上から殴るだけでも強いですからね。(1/4行動制限は僕の知るに及ぶところではないので責めないでください。責めるべきは動かないそちらのポケモンです)


本当はボーマンダとかの面倒を見る枠だったのですが今回ボーマンダとは一回もマッチングすることはありませんでした。



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ウルガモス@命の珠


臆病 161(4)-×-86(4)-186(248)-125-167(252) (めざ地V-×-V-U-U-V個体)


大文字虫のさざめきめざめるパワー地蝶の舞


CSベース端数hb



ガルクレセドランのサイクルに対する解答として用意した臆病めざ地ガモス。結論から言うとガルクレセドランはいなかった。


蝶の舞後の抜き性能をより底上げする為に臆病最速+命の珠の火力補填。大文字でワンパンしていく様は快感。

相手構築にブッ刺さっててかつ対策がファイアローくらいしかいない、という時にファイアローの選出誘導を促すというような「見せ合い時点での圧力」をかけられるのも優秀。因みに誘導したファイアローボルトロスカバルドンで倒しました。




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ゲンガー@メガ石  (画像はメガゲンガーがパックデザインを飾ったポケモンカード拡張パック「ファントムゲート」に収録されている超有能カードであるところのバトルコンプレッサー)


臆病 159(188)-×-95(116)-151(4)-96(4)-170(196) (メガシンカ前数値)


祟り目ヘドロ爆弾鬼火道連れ



有名な意地メガヘラのロクブラ耐え云々のやつ。本当にこの調整を編み出した人は天才だと思います(残念ながら数値だけが一人歩きしてて誰が考案なさったのかわかりません)。

相手の構築にゲンガーがいる時はミラーを恐れて出さないようにしていました(1試合だけ絶対に初手選出されないというのを根拠立てて自分を納得させて初手に出した試合があった。因みに勝った)。

物理アタッカーを鬼火で停止させて祟り目で持っていく流れはメガゲンガーの特権だと思います。それだけとても強い。またカバルドンの欠伸とのシナジーも良いのも今回の構築の強みになりました。



【結果】


Aブロック6勝1敗で予選2位抜けで決勝トーナメントへ進出。トントンと勝ち進み決勝戦はAブロック1位の方との再戦。1戦目で得られた情報アドバンテージを惜しみなく使い切り、優勝することができました。とても嬉しいです。



【選出状況】


ガルーラ:予選1,3,6,7 本戦2 計5回

カバルドン:予選2,5,7 本戦1,準決,決勝 計6回

ゲッコウガ:予選1,2,3,5,6 本戦決勝 計6回

化身ボルトロス:予選1,4,6,7 本戦1,2 計6回

ウルガモス:予選3,4 本戦準決 計3回

ゲンガー:予選2,4,5 本戦1,2,準決,決勝 計7回


どの試合もメガシンカポケモンは選出していました。よく見るとカバガルゲッコ選出は1度もしていません。基本選出とは......

ウルガモスの選出回数が少ないですが本来の役割対象のクレセドランのサイクルが相手にいなかったので出番はそんなにありませんでした。しかし個別解説にもある通り選出段階での圧力をかける役割もあったので特に気にしていないです。





【総括】


まず本日対戦していただいた方はありがとうございました。数戦、こちらに運が傾いた試合がありましたが勝ちは勝ちですので悪しからず。

また決勝進出という旨のツイート、そして優勝したことでいただいた祝福のリプライとても嬉しかったです。ありがとうございました。


僕が所属する対戦特化サークル流星群はレート2100を当たり前のように超える猛者が多く、オフでも小規模大規模に関わらず予選抜けは当たり前のようにする、所謂強者である人が多くいます。

僕自身、ポケモンのガチの対戦環境に身を投じたのは大学に入ってからなので大体ポケモンを始めてから1年と少し経ったことになります。周囲にこれだけ凄い人がいる中で自分自身のモチベーションが上がらないわけがなく、少しでも早くみんなに追いつきたいという一心で努力してきました。

しかし思うように結果は出ず、シングルレートも頑張っても1750が限界。それに追い打ちをかけるかのように今年新たに流星群に加入した1年生達はみんな強いし教えたことはしっかり吸収して自分の糧にしていく状況......普段ヘラヘラして過ごしてはいましたが正直精神的に辛い思いをしていました。割と真面目に。

ただ今回のオフ。運の偏りもありましたが、これまでの経験を活かし切って掴んだ優勝は強い人にはわからないと思いますがとても嬉しかったんです。必死に隠してましたけど勝利の確信を持てた瞬間涙ぐんでいました。

この優勝で少しでも、目指すべき場所に近づくことができただろうか......そう願いながら今回の記事を締めたいと思います。



ここまで見ていただき、ありがとうございました。


質問等があればこちらの記事にコメント、若しくは僕のツイッター(@janklogic_poke)の方までリプライを下さい。





【おまけ】



ボルトロス君が試合を壊したお相手の悲痛な叫び



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次はちゃんと勝ちます



【日記】今日のメガガルーラ【4th JPNOPEN】

ガルーラ@メガ石 意地AB


秘密の力グンチ不意打ち噛み砕く



1戦目、初手ガルガル対面を作ってしまう。引き先として用意していたゴツメスイクンにバックするも相手の選択した技はまさかのどろかけ。嫌な顔をする(僕が)。スカーフガブリアスを後投げしたりして何とかガルーラを突破する。

死に出しされたクレセリアに対しガルーラを後投げ。相手のクレセリアは瞑想型でこちらのメガガルーラよりも速いが火力が足りず。3回目の秘密の力で急所を引きダウン。

お相手のラスト1匹はマニューラ。不意打ちが通って襷を潰しつつけたぐりを喰らって退場......しない!次ターンで不意打ち透かしの礫が飛んできたら不快なので秘密の力を打ったら不意打ち読みの剣舞をしていた為そのまま通りゲームセット。勝ち。


2戦目、受けループ。変に急所引いたりしてゴツメダメージを無視したことで勝ち筋を掴みかけるが相手の交換を読み切れず敗北。

今までの対受けループの勝率0%なので誰か受けループの崩し方を教えてください。お願いします。


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3戦目、流星群前代表やくらんさんとの対戦。実家のような安心感のある初手ガルガル対面を演出する。こちら引き先を用意しなかったので突っ張る。グンチを打つか迷ったがそれ読みで相手のパーティにいたエルフーンを後投げされてアンコールされるのを嫌い秘密の力を打つ。ここで相手何故かメガシンカせず(どうやら次ターンに下からドレインパンチを放ちガルガルでの撃ち合いに有利になりたかったそうです。Sも無振りだとか)。


上から秘密の力が通った結果


初発急所+追加効果麻痺+痺れ行動制限を引く。確率にして0.4%(多分あってる)。†有罪†


その後スカーフガブリアスの一貫を作り勝利。



4戦目、所謂対面厨パとの対決。こちら初手アロー、対する相手初手はスイクン。ウェイ出し負けやんけ......。蜻蛉返りでゴツメが無いことを確認しつつ熱湯が飛んでくることを知っててガルーラバック。


†炎上†


スイクンにガルーラを突破されてあれよあれよと敗北。


5戦目、見た感じ個性的なメンツの固まった構築と対戦。竜技の一貫性があったので初手スカーフガブリアスで逆鱗をぶっぱ。相手のゲッコウガを持って行き、死に出しのパルシェンもいい感じに持っていく。

次に出したアローでパルシェンを撃破、お相手ラストのウルガモスで勝利を確信したが珠ブレバを耐えられてゴツメ+反動ダメージで落とされる。

ラス1にガルーラを投げる。相手蝶の舞を選択に対し秘密の力を通す。


麻痺を引く。勝ち。



6戦目、バリスタを目指す女子中学生との対戦(語弊有)。妙に速いミトムに完全に狼狽する。頼みのガルーラもいい感じに急所引かれて乱数関わってそうなそうでもないようなギクシャクした悔しさを残しつつ落とされ敗北。



7戦目、流星群の同輩f:id:janklogic1229:20160605235617j:plain


と対決。お前ローブシン使えよ。


妙に硬いミトム、妙に火力の足りないマニューラメガガルーラより速いクレセリアといった「一体何を意識したんだ......」というポケモンで翻弄。またもガルーラが急所を貰い乱数勝負が確定に持って行かれて終了。負け。


結果予選3-4落ち。前持ってちゃんと構築を用意しておかなかった為にイマイチ釈然としない結果になってしまった。次のオフでは悔いの残らない結果を出したい。



【シングル構築供養記事】マンマンスイ【特に結果は出してない】

【経緯】

一時期ルカリオを使おうと思い躍起になってレートに潜ったところあまりにも使いこなすことができなくて1300代まで落ちていた。

で、ここで思いついたのが「僕のようなポケモン下手な人でも上手く扱える構築はないだろうか」という何か根本的に間違えたものであった。

そして目をつけたのがメガボーマンダである。竜の舞を積む事によって生まれる抜き性能を評価し、「他のポケモンでサポートしつつ竜の舞を積み蹂躙しよう」というコンセプトの元で構築を組み始めた。

最初はボーマンダマンムーナットレイの並びで構築を組み、それをとある人物に評価して貰ったところ、「1700〜1800代にこぞっていそうな気にくわない構築」と有難い言葉を頂いて解散。ナットレイスイクンに替えて2メガ構築にしたところ、個人的には悪くない並びになったがとある事(後述)がきっかけで供養と至った。

自分への戒めも込めて公開。



【並び】


ボーマンダ@メガ石

マンムー@突撃チョッキ

スイクン@カゴのみ

化身ボルトロス@オボンのみ

ローブシン@ラムのみ

ゲンガー@メガ石



【個別解説】


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ボーマンダ@メガ石


意地っ張り


187(132)-187(116)-102(12)-×-116(124)-136(124)  (数値はメガシンカ前)


恩返し/地震/羽休め/竜の舞



HD→補正無珠バシャーモのめざ氷を確定耐え


S→最速70族抜き抜き


残りA端数B



構築のエース(の予定だった)。冒頭で述べたように竜舞によって抜き性能を高めて蹂躙したかった。しかし必ずと言っていいほど相手の構築にボルトロスが存在し、ストッパーとして君臨する為、基本的にはマンムーとサイクルを回すのがメインとなる。


個人的にはガルーラにはあまり引けを取らないメガシンカポケモンとして認識していたが、この努力値振りだとメガ前でもメガ後でもSが負ける為ガルーラ入りに初手で出す事は控えるようにした。

正直半端に特殊耐久上げるくらいなら慎重HDにしてしまってもよかったかもしれない。




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マンムー@突撃チョッキ


意地っ張り


185(0)-187(156)-100(0)-×-110(236)-115(116)



地震/氷の礫/氷柱針/地割れ



ADS→よ  く  わ  か  ら  な  い  。



取り敢えずボルトロスへの後投げ駒として用意。あとライコウとかの各種電気枠への圧力。

マンマンスイという並びを組むにあたってマンムーの型を疎かにしてしまったのは頂けないと思う。けどまあまあの仕事はしてたはず。

構築全体で一貫性の取られている竜技をメインウェポンで放ってくるガブリアスとかに先制打点を持てているのが無難に強かった。

因みに地面はよく割る方。




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スイクン@カゴのみ


図太い


207(252)-×-163(112)-110(0)-136(4)-123(140)


(V-×-U-U-V-Vの妥協個体)


熱湯/凍える風/瞑想/眠る


H→ぶっぱ


S→準速70族抜き


残りB端数D



所謂メイクン。積んで、寝る。


キノガッサと対面した時を考えてのS振りだがこれがプレイングミスを引き起こす原因となったりしたためなんとも言えない。正直物理耐久を削ってまで施す調整ではなかったと思う(しかも凍える風採用してるし)。


この枠は竜技の一貫切りかつバシャーモへの回答としてマリルリを入れてもいいかもしれない。マンマンスイとは。



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化身ボルトロス@オボンのみ


図太い


184(240)-×-132(240)-145(0)-99(0)-135(28)


(U-V-U-V-29-Vの妥協めざ氷個体)


10万ボルト/めざ氷/電磁波/悪巧み



S→最速70族抜き


残りHB



A個体値Vの非常に怪しい図太いボルト。物理打点(主に飛行)受け,相手のS降下,悪巧みによる打点上昇による耐久ポケモンの突破の3点の仕事を任せられるやっぱり強いポケモン

ボルトロスとしてみれば弱い型かもしれないが正直今後構築を組むにあたって外せないと言うレベルで使い勝手がいい。

ただ見た目通りのウェポンしかない為、マンムーバンギラスへの有効打が全くないのが欠点。他のポケモンでケアできるようにしないと死ぬ。




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ローブシン@ラムのみ


意地っ張り 特性は鉄の拳


199(148)-211(252)-120(36)-×-91(44)-69(28)


ドレインパンチ/マッハパンチ/しっぺがえし/冷凍パンチ


http://adamspoke.hatenablog.com/entry/2016/03/15/173157


これのラムしっぺローブシン。ダー様ありがとう。


記事見た方が早いです。



対面厨パへの先発要員として採用した。こいつのおかげで覚えている限り、純粋な対面厨パへの勝率は10割である。

ローブシン自体使うのが初めてで過労死レベルで選出してしまったが、考案者に言われた通り厨パ以外への活躍はあまり良いものではなかった。



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ゲンガー@メガ石


臆病


135(0)-×-81(4)-182(252)-95(0)-178(252)


祟り目/ヘドロ爆弾/催眠術/道連れ



CSぶっぱ端数B



ボーマンダの裏メガシンカ枠として用意したがどっちかというとこいつの方が選出した気がする。

ガルーラクチートといった不毛な不意打ち択を放棄するべく催眠術を採用したが、当たる催眠術は強いと思った(小並感)。どこかの記事で見たが、構築内に不安定要素が含まれることで、無理な相手も突破できるようになるということがよくわかった。


余談だがこいつのNNに「アールグレイ」という名前をつけた。アールグレイはアイスティーの商品名だったと記憶している。


NNから催眠術打つと宣言してるのに打ったら驚いた相手もいたので流石に見聞が狭いと感じた。




【主な結果】

シングルレート:1750くらい,多分まだ上がる。


オフ:あめおふ→5-4予選敗退,シングル厨のつどいオフ→4-5予選敗退



【使用雑感】


見て貰えばわかる通りエスパー,ドラゴン,フェアリー,こおり等の一貫性が取られている。上から又は一発受けられてからの高打点で甚大な被害が出てしまう為、本来目指していた使いやすい構築とは打って変わって非常にプレイングに気をつけなければならなくなってしまった為供養した(決してシングル厨のつどいオフの午前中、3試合くらい有効急所で負けを食らった為に何かを察してしまったわけではない)。

また気をつけて組んだものの、ボルトロスの安定した処理ルートがマンムーくらいしかいない為選出が誘導されてしまうのも弱い(一応ローブシンでも対処できるようにして組んだのだが実際はそんなに甘くなかった)。


基本選出とかも特になく、相手の構築に合わせて選出を要求される。一応マンマンスイという並びを基本選出としてはいるのだが前述のオフでもマンマンスイの並びを出したのは18試合中僅か1試合だけである。


強い構築は基本選出がしっかりしている=軸がはっきりしているのでここは見習う、いや当たり前のこととして構築を組まなくてはならないのでは?ということを学ぶいい機会だった。



次はルカリオ軸で納得できる構築を作れたらと思っている。


頑張っていい構築を作りたい、そう思った今日この頃である。







何を使うではなく何故使うのか

「○○の採用理由は?」


某氏に構築相談を持ちかけると必ずと言っていいほどこれをぶつけられる。

大抵その○○に該当するポケモンは自分が他の構築で見た面白そうなポケモンであることが多く、質問に対する回答を「使いたかったから」としか返せないようなものであった。

実際このポケモンを実戦投入するとある程度の活躍はしたが単体性能に過ぎず、構築に噛み合っているかというと答えは「No.」である。



去年の4月にポケモンの対戦環境に身を投じ始めた時からメガエルレイドをエースとした構築を常々使い続けてきたがここ最近、メガエルレイドはエースではなく裏メガシンカ枠の方が活きるのではと感じ始めた。

理由は2つ。1つはエルレイドにエース性能が見込めないから。もう1つはエルレイドが補助技のエキスパートであり、搦め手で崩せる相手には強いからである。

メガエース枠には速さ若しくは高耐久と火力を兼ね備えた脳筋と言わんばかりのポケモン(ガルーラバシャーモ)を置くことを考えるとそれを受けに来るポケモンを選出誘導し、身代わりやアンコールで起点を作れば強いのでは?と机上の空論を立てている最中である。


この時、エルレイドの枠には

・高火力を受けに来る耐久ポケモンをどうにかしたいから


・補助技で崩していこうと思い


・多種多様な補助技を使えるポケモン


を置きたい、と考えるとする。これは採用理由からポケモンを決めているのだが、この考え方をもって構築を組むことができれば悪くない構築ができるのではないかと色々な構築記事を見て思った次第である。


例えば、最近のメガガルーラは最速個体もいるが物理耐久に振った個体(ABガルーラと聞いた)が一定数いるらしく、ここから


・物理耐久に特化したガルーラをカモにしたいから


・特殊技で攻める為に


・特殊技高打点を撃てるポケモン


を使うと考えていくと該当するポケモンとして特殊ルカリオメガサーナイトなどが挙げられる(果たしてこの発想の移り変わりが正しいかというと分からないのだが)。


ルカリオサーナイトは各々物理なり特殊なりの耐久に優れていないので


・高火力ポケモンからエースを守る為に


・それらを流せられるように


・耐久に優れたポケモン


を使うと考えればカバルドンクレセリア,ギルガルド等が構築に入ってくる。


単に「高火力ポケモンが辛いから耐久ポケモン入れるべ」と考えるのと行き着く先は同じなのだが、気持ち理屈立てて構築を考えることができればその構築に対して自信を持つことができるし、何らかのプレイングミスがあったとしても構築の所為にすることもなく次に活かすための糧にしやすいのではないかと思った。




つまり構築を組むに当たって採用するポケモンは「何を使うのか」からではなく「何故使うのか」から考えればそれなりに完成度の高い構築ができるのではないかと考えた。

この考え方に則れば各々の好きなポケモンに役割を与えられて、レートやオフでも活躍させてあげられたりできないかとも思った。





この考え方は今日ふと思いついただけなのでまだ実践できてないし、ましてや自分自身シングルレート1700に載せるのが精一杯な圧倒的弱者な為、戯言に思ってもらっても構いません。単なる備忘録にしか過ぎないけど、もし構築に行き詰まったらこのことを意識すればいいのかもしれないと思います。





【備忘録】マンマンウルガ

ボーマンダ@メガ石 意地 C補正無し珠バシャのめざ氷耐えまで耐久振り 捨て身/空元気/地震/竜舞


瞬間火力を高くしたいのとアローに強くなりたかった。


マンムー@ゴツメ 腕白 地震/つぶて/毒々/ステロ


クッソ使いにくかった。


ウルガモス@ラム 控えめCSベース 大文字/さざめき/めざ地/蝶の舞


ガブガルに弱すぎるけどその他の取り巻きに強い。めざ地でドヤ顔することはなかった。


ギルガルド@命の珠 意地 シャドクロ/聖剣/影撃/剣舞


恐ろしいほどに選出しなかった。選出抑制してたのかもよくわからん。


ジャローダ@気合いのタスキ 臆病hCSリフスト/蛇睨み/リフレク/ミラコ


真皇杯本戦準優勝者のあの人が使ってて気になって使ったが単純に襷による行動保証があるため使いやすかった。

試運転1戦目で満を持して初手ジャローダゲッコウガ対面してミラーコートを押したら激流個体だったからスカされた。因みにその個体は毒びしゲッコウガだった為納得したが変幻自在の方が強いんじゃあないんですかね......


スイクン@カゴ 図太い準速ガッサ抜き 熱湯/こご風/瞑想/眠る


特筆すべきことは特に無し。NNがお気に入り。





ウルガモスというポケモンを使ったことないんだけどどのくらいやれるの?」と思って使ったがある意味有利不利のはっきりしたポケモン、ということで使ったが前述した通りガルガブの並びに非常に弱いことがわかった。

が、取り巻きのクレセドランやスイクンに対しては滅法強いことが判明した。使うのならガルガブをしっかり処理できるポケモンを用意するべき。

この構築はその肝心のガルガブへのケアがなってないと感じた。


またそれ以上に辛いのがバシャーモである。一応ボーマンダに意識した耐久調整を施してはいるものの結局ステロなりで削られればめざパ圏内に押し込まれるのでプレイングに気をつけなければならない。それ以外の5匹はバシャーモに弱いってレベルじゃないので欠陥構築と呼ばれてもおかしくない。



改善点は総入れ替え、若しくはせめて持ち物を吟味することが大事と考える。




【備忘録】ライボランド

ライボルト@メガ石 臆病CS 10万/ボルチェン/火炎放射/めざ氷


霊獣ランドロス@拘りスカーフ 意地っ張り最速135族抜き抜き調整 地震/蜻蛉返り/雪崩/馬鹿力


キノガッサ@オボンの実(所謂テンガッサ) マッパ/種ガン/剣舞/胞子


ゲッコウガ@ラムの実(所謂信用可能ゲッコウガ) 悪波/草結び/冷凍ビーム/影撃


ハッサム@拘り鉢巻 意地っ張りHAs バレパン/叩き/蜻蛉返り/馬鹿力


ラティアス@メガ石 臆病最速ガブ抜き残りHBベース サイキネ/龍の波動/自己再生/瞑想



ライボランドでトンボルチェンをすることで物理ATを弱らせる「とんぼる作戦」でかき乱す。

ライボランド自体に刺さるマンムーに対して一応強い駒として信用可能ゲッコウガハッサムを用意。

あと「とんぼる作戦」で疲弊した相手を通常でも物理ATに強いテンガッサで起点にする。

ここまでで特殊に弱いのでメガラティアスを起用したが、非常に身代わりが欲しい。 

しかし超/龍というメインウェポンはどちらも無効にされるタイプが存在する為、両タイプの技を採用したいが切る技もないのでこの技構成のままで。


暫く使い続ける予定だが、対面厨パへの選出と立ち回りのチャートが組めていない(組んだけどちゃんと処理できていなかった)のでそこはしっかり考えていきたい。





もし改善点があったら教えてください。