横須賀流刑地

勝利の輝き目指して

【SMシングル】メガエルレイドを使おう(提案)1回目【反省会場】

【概要】


「7世代でエルレイドを光らせたので是非とも使いたい!」

という大義名分を得たので構築を考えた。


7世代産なので3色パンチやはたき落とす,ドレインパンチといった割と必要な技が一切使えない為できることは限られるが上手い具合に周りのポケモンでカバーする(言い変えれば『介護』)ことを意識した。




【個体解説】


エルレイド@メガストーン

陽気  配分は省略するが最速とだけ

インファイト/剣の舞/地震/岩雪崩


有利対面で剣舞、3ウェポンで技範囲を広げて抜いていくことを意識した型。

メインウェポンのインファイトは確定として、地震は1剣舞で167-171ギルガルドが確定1発という点に目をつけて採用。

岩雪崩は初手偶発対面したリザードンへの打点及び怯み狙いの確定数ずらしを意識しての採用となっている。


サブウェポンとしての地震は半減インファイトの威力90よりも火力が出る,非接触技で尚且つ一貫しやすい技として非常に重宝した。

岩雪崩の枠はサイコカッター,辻斬り辺りと選択しても良さそう。6世代産を使えるなら思念の頭突きとかはたき落とすとか。



カプ・コケコ@デンキZ

臆病CS

10万ボルト/ボルトチェンジ/めざパ氷/草結び


霊獣ランドロス@拘りスカーフ

意地 配分省略

地震/叩き落とす/とんぼ返り/岩雪崩


カプ・コケコはエルレイドが誘いやすいボーマンダ軸に通すことを意識、ランドロスは割となんでも出した。


コケコとランドでタイプ相性補完が取れているので両選出することが多かった。



ファイアロー@ゴツゴツメット 炎の体

陽気 配分省略

フレアドライブ/羽休め/鬼火/挑発


エルレイドが誘いやすいクチート,ミミッキュ,カプ・ブルル等への役割。


羽休めを先制で打てない6世代と比べて使い勝手の良さは落ちたが相手の選出によっては詰ませることもできた為、感触は悪くなかった。


ラスト1匹同士のバシャーモに負けかけて焦った。



スイクン@食べ残し

図太い 配分省略

熱湯/凍える風/瞑想/身代わり


火力のない特殊技持ち耐久やファイアローで火傷状態となった物理アタッカーを起点に瞑想を積む型。

一度パターンに入ればほぼほぼ勝てる優秀な詰ませ役としての印象。


凍える風は冷凍ビームとの選択だが龍の舞を積んでくるボーマンダに対して有効なのでできれば凍える風の方がいい。



ナットレイ@拘り鉢巻

勇敢HA

ジャイロボール/パワーウィップ/種マシンガン/叩き落とす


エスパー,フェアリー打点の一貫切りかつ相手の交代先への負担をかける役割。


ファイアローと合わせてオタクサイクルを回したりする。使っててあんまり楽しくなかった。



【結果】

15代からスタート。20戦やって16代に上がることはなかった。察して。


(勝ち越しはした)




【反省点】



エルレイドが"以前よりも"簡単に止まる』


今作カプ系統やミミッキュといったフェアリータイプで優秀なポケモンが増えた及びボーマンダが現環境で幅を利かせていることより、上からワンパンされるか持ち前の高耐久で耐えて返しの1撃で倒される、ということが頻発。

メガシンカ時の素早さ判定に変更がありメガガルーラを上から倒せると意気揚々とハワイに乗り込んだエルレイドを待っていたのは土着神とお人形の排他主義からなる洗礼だった。あとクロワッサン。

構築のコンセプトを『メガエルレイドを通す』にするのは勝つことを意識するなら無謀である。



『上からの制圧が止められない』


例えば竜舞メガボーマンダに隙を見せるとあっという間に3タテを完遂されてしまう。頑張ってもランドロスで誤魔化すだとかファイアローに接触させて火傷させるだとか。


先制技,襷持ちがいないことよりストッパーとしての役割を果たせるポケモンがいなかったりサイクルを回すにしてもそこらへんの意識が半端なポケモンしか採用していないが為にステロだとか欠伸だとかの丁寧な起点作りに対応できない、防御の薄さも構築練度の低さに拍車をかけていると分析する。

防御力が低くても先に展開してしまえばなんということもないのだが展開力にも乏しいので非常に立ち回りが苦しかった。


特にスカーフテテフや襷フェローチェといった辺りがどうしようもなく重かった。




【改善案】


エルレイドを1つ下げる』


要はメインを張らせずにメタを意識して動かす。例えば何かの裏メガにするだとか。

使いたいポケモンを軸にしないのは何事か、という思いもあるが下手に使ってフラストレーションを溜めるのも大概なので割り切ることも大切である。



『ストッパーを採用する』


メインに据えないにしてもエルレイドは隙を見せやすいポケモンである。故に相手の展開を簡単に許してしまう為、それを止める策を講じなくてはならない。

例えば襷持ちだとかもう少し優秀なスカーフ持ちだとか。



『こちらが先に展開する』


これにエルレイドを絡めることはないと思うが表メガを展開して通すなり、パルウルガみたいな積みサイクルを通すなりのこちらから押し付けていく勝ち筋を構築内に用意する。



つまり

エルレイドを出す時→ストッパーを用意する、メタを意識した立ち回り


エルレイドを出さない時→こちらから展開する、押し付けを意識した立ち回り




これらをしっかり踏まえて、次の反省会場に向かいたいと思う。






また近いうちに似たような記事が上がると思うのでもしよかったら見て欲しい。