【経緯】
一時期ルカリオを使おうと思い躍起になってレートに潜ったところあまりにも使いこなすことができなくて1300代まで落ちていた。
で、ここで思いついたのが「僕のようなポケモン下手な人でも上手く扱える構築はないだろうか」という何か根本的に間違えたものであった。
そして目をつけたのがメガボーマンダである。竜の舞を積む事によって生まれる抜き性能を評価し、「他のポケモンでサポートしつつ竜の舞を積み蹂躙しよう」というコンセプトの元で構築を組み始めた。
最初はボーマンダマンムーナットレイの並びで構築を組み、それをとある人物に評価して貰ったところ、「1700〜1800代にこぞっていそうな気にくわない構築」と有難い言葉を頂いて解散。ナットレイをスイクンに替えて2メガ構築にしたところ、個人的には悪くない並びになったがとある事(後述)がきっかけで供養と至った。
自分への戒めも込めて公開。
【並び】
ボーマンダ@メガ石
マンムー@突撃チョッキ
スイクン@カゴのみ
化身ボルトロス@オボンのみ
ローブシン@ラムのみ
ゲンガー@メガ石
【個別解説】
ボーマンダ@メガ石
意地っ張り
187(132)-187(116)-102(12)-×-116(124)-136(124) (数値はメガシンカ前)
恩返し/地震/羽休め/竜の舞
HD→補正無珠バシャーモのめざ氷を確定耐え
S→最速70族抜き抜き
残りA端数B
構築のエース(の予定だった)。冒頭で述べたように竜舞によって抜き性能を高めて蹂躙したかった。しかし必ずと言っていいほど相手の構築にボルトロスが存在し、ストッパーとして君臨する為、基本的にはマンムーとサイクルを回すのがメインとなる。
個人的にはガルーラにはあまり引けを取らないメガシンカポケモンとして認識していたが、この努力値振りだとメガ前でもメガ後でもSが負ける為ガルーラ入りに初手で出す事は控えるようにした。
正直半端に特殊耐久上げるくらいなら慎重HDにしてしまってもよかったかもしれない。
マンムー@突撃チョッキ
意地っ張り
185(0)-187(156)-100(0)-×-110(236)-115(116)
地震/氷の礫/氷柱針/地割れ
ADS→よ く わ か ら な い 。
取り敢えずボルトロスへの後投げ駒として用意。あとライコウとかの各種電気枠への圧力。
マンマンスイという並びを組むにあたってマンムーの型を疎かにしてしまったのは頂けないと思う。けどまあまあの仕事はしてたはず。
構築全体で一貫性の取られている竜技をメインウェポンで放ってくるガブリアスとかに先制打点を持てているのが無難に強かった。
因みに地面はよく割る方。
スイクン@カゴのみ
図太い
207(252)-×-163(112)-110(0)-136(4)-123(140)
(V-×-U-U-V-Vの妥協個体)
熱湯/凍える風/瞑想/眠る
H→ぶっぱ
S→準速70族抜き
残りB端数D
所謂メイクン。積んで、寝る。
キノガッサと対面した時を考えてのS振りだがこれがプレイングミスを引き起こす原因となったりしたためなんとも言えない。正直物理耐久を削ってまで施す調整ではなかったと思う(しかも凍える風採用してるし)。
この枠は竜技の一貫切りかつバシャーモへの回答としてマリルリを入れてもいいかもしれない。マンマンスイとは。
化身ボルトロス@オボンのみ
図太い
184(240)-×-132(240)-145(0)-99(0)-135(28)
(U-V-U-V-29-Vの妥協めざ氷個体)
10万ボルト/めざ氷/電磁波/悪巧み
S→最速70族抜き
残りHB
A個体値Vの非常に怪しい図太いボルト。物理打点(主に飛行)受け,相手のS降下,悪巧みによる打点上昇による耐久ポケモンの突破の3点の仕事を任せられるやっぱり強いポケモン。
ボルトロスとしてみれば弱い型かもしれないが正直今後構築を組むにあたって外せないと言うレベルで使い勝手がいい。
ただ見た目通りのウェポンしかない為、マンムーやバンギラスへの有効打が全くないのが欠点。他のポケモンでケアできるようにしないと死ぬ。
ローブシン@ラムのみ
意地っ張り 特性は鉄の拳
199(148)-211(252)-120(36)-×-91(44)-69(28)
http://adamspoke.hatenablog.com/entry/2016/03/15/173157
これのラムしっぺローブシン。ダー様ありがとう。
記事見た方が早いです。
対面厨パへの先発要員として採用した。こいつのおかげで覚えている限り、純粋な対面厨パへの勝率は10割である。
ローブシン自体使うのが初めてで過労死レベルで選出してしまったが、考案者に言われた通り厨パ以外への活躍はあまり良いものではなかった。
ゲンガー@メガ石
臆病
135(0)-×-81(4)-182(252)-95(0)-178(252)
祟り目/ヘドロ爆弾/催眠術/道連れ
CSぶっぱ端数B
ボーマンダの裏メガシンカ枠として用意したがどっちかというとこいつの方が選出した気がする。
ガルーラクチートといった不毛な不意打ち択を放棄するべく催眠術を採用したが、当たる催眠術は強いと思った(小並感)。どこかの記事で見たが、構築内に不安定要素が含まれることで、無理な相手も突破できるようになるということがよくわかった。
余談だがこいつのNNに「アールグレイ」という名前をつけた。アールグレイはアイスティーの商品名だったと記憶している。
NNから催眠術打つと宣言してるのに打ったら驚いた相手もいたので流石に見聞が狭いと感じた。
【主な結果】
シングルレート:1750くらい,多分まだ上がる。
オフ:あめおふ→5-4予選敗退,シングル厨のつどいオフ→4-5予選敗退
【使用雑感】
見て貰えばわかる通りエスパー,ドラゴン,フェアリー,こおり等の一貫性が取られている。上から又は一発受けられてからの高打点で甚大な被害が出てしまう為、本来目指していた使いやすい構築とは打って変わって非常にプレイングに気をつけなければならなくなってしまった為供養した(決してシングル厨のつどいオフの午前中、3試合くらい有効急所で負けを食らった為に何かを察してしまったわけではない)。
また気をつけて組んだものの、ボルトロスの安定した処理ルートがマンムーくらいしかいない為選出が誘導されてしまうのも弱い(一応ローブシンでも対処できるようにして組んだのだが実際はそんなに甘くなかった)。
基本選出とかも特になく、相手の構築に合わせて選出を要求される。一応マンマンスイという並びを基本選出としてはいるのだが前述のオフでもマンマンスイの並びを出したのは18試合中僅か1試合だけである。
強い構築は基本選出がしっかりしている=軸がはっきりしているのでここは見習う、いや当たり前のこととして構築を組まなくてはならないのでは?ということを学ぶいい機会だった。
次はルカリオ軸で納得できる構築を作れたらと思っている。
頑張っていい構築を作りたい、そう思った今日この頃である。