横須賀流刑地

勝利の輝き目指して

【USUMシングル】一刀繚乱ギガドリマンダ【第6回MASTERSオフ優勝】

本記事は【概要】→【構築経緯】→【個別解説】→【各ポケモンの活躍】→【注意点】→【終わりに】で構成されています。


【概要】

2018年9月30日(日)、東大島文化センターにて開催された45人規模の第6回MASTERSオフにて予選6-2,決勝トーナメント4連勝の末優勝することができました。褒めて。

 

その時に使った構築を紹介します。相変わらず構築練度は低めですので予めご了承ください。

 

 

【構築経緯】

 

 永らく僕とバディを組んでいるメガエルレイド君が現環境にてあまりにも生き難いことを受け、僕が彼にしてあげられることは何かないだろうかと考えた結果、特性†精神力†の偉大さを知らしめることが最もわかりやすくかつ自分でも簡単に(重要)出来ることだと考えました。


この時点で運ゲする気満々です。


怯みの追加効果といえば現環境だとメガメタグロスアイアンヘッド,より殺意の篭ったところだとトゲキッスの天の恵みエアスラッシュが有名どころですが、今回は大抵の相手に対して上から動くことのできる砂かきドリュウズを選択しました。色違いが生まれたっていうのもあるんですけどね。2匹も。


砂展開要員として、初手ゲッコウガに1回行動して欲しかったので最初はバンギラスを採用していましたが、レートにおいてけたぐりでワンパンされる事故が発生。

これを受けてバンギラスよりもゲッコウガに対して安定し、構築全体でエアームド,テッカグヤが重めだったのもあり重力展開が狙え、かつ自主退場技の使えるギガイアスに鞍替えしました。


砂選出のメガ枠として実はあまり使用機会が多くなかったメガボーマンダを採用。 型は色々使ってみた結果AS竜舞型になりました。


残り3枠は試行錯誤の末


・誘いやすいグロスランドに強く出られ、ポリゴン2に比較的強い型である(らしい)ところの激流身代わりミズZゲッコウガ

・重力展開で抗えそうにない鋼タイプを起点にしつつサブウェポンでマンダ等々ごと粉砕できる混乱実ウルガモス

・相手の選出を歪ませ、火力の押し付けを図れる眼鏡カプ・テテフ


この3匹を選びました。



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【個別解説】


オフで使用した個体のまま解説しますが、改善点がいくつかありますのでそれも紹介します。


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ギガイアス@さらさら岩

特性:砂起こし

性格:慎重

努力値:244-0-68-×-196-0

技構成:ロックブラスト/大爆発/重力/ステルスロック


砂下HD→C161カプ・レヒレのZハイドロポンプが12.5%の乱数1発,同様にC155ゲッコウガのZハイドロカノンが37.5%の乱数1発

残りB

A→ロックブラストがH131B100ミミッキュに対し18.3%〜21.3%


後述する参考元から数値も技構成もそのまま持ってきたギガイアス。砂展開要員としての採用理由は上記の通り。


ゲッコウガに対する行動保証に関しては想定していた通りに働いてくれました。が、ダメージ計算から分かる通り初手ミズZぶっぱで葬られる可能性があって、これを回避するためにDに振り切るのが賢い気がします(6.3%の乱数1発になる)。

相手の初手カバルドンと砂を撒き合う展開になった場合は相手のカバルドンが先に砂を撒き、さらさら岩が適応されずに5ターンで終わってしまうので注意が必要です。



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ドリュウズ@ジメンZ

特性:砂かき

性格:意地っ張り

努力値:0-252-28-×-0-228

技構成:地震/アイアンヘッド/岩雪崩/剣の舞


B実数値84,D実数値85

S:砂かき発動時準速130族(実数値182)スカーフ抜き

A:1剣舞Z地震でHB特化カバルドンが確定1発


本構築の砂かきエース。足りない火力は追加効果で補えるのが強力。現環境で流行しているゲッコウガの水手裏剣がネックですが、C155水手裏剣は5発命中でも86.4%〜113.5%と比較的耐えるので恐れずにぶん投げていきたいところ。珠持ち,激流発動の場合は3発までは耐えます。


技構成は広範囲に取れる3ウェポン。電磁浮遊も試しましたが使い方がよくわからなかったのと、メガメタグロスアームハンマーを採用しがちなことを受けて安定しないなと考えて不採用。


相手のサイクル構築に対してドリュウズ単体選出は割としがち。剣舞と3ウェポン持ちの崩し性能が低いわけがない。



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ボーマンダ@メガストーン

特性:威嚇→スカイスキン

性格:意地っ張り

努力値:4-252-0-×-0-252

技構成:捨て身タックル/地震/竜の舞/羽休め


積み技持ちメガシンカエース。陽気の火力で憂き目を見まくったので意地捨て身持ちの火力特化に。かつ可能なかぎりボーマンダミラーを制すことができるように準速。


特に言うことはないけど、ランドグロスの被選出率を考えると特殊型でハイボ大文字打つのもありなのかなぁと未だ迷ってます。



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ゲッコウガ@ミズZ

特性:激流

性格:臆病

努力値:12-×-12-228-4-252

技構成:ハイドロカノン/熱湯/水手裏剣/身代わり


僕が語らずともみんな知ってると思われる激流身代わりミズZゲッコウガ

ポリゴン2意識の激流個体ですがそこまで安定しないよなぁって印象。ただ型の選択としては間違ってなかったと思います。



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カプ・テテフ@拘り眼鏡

特性:サイコメイカ

性格:控えめ

努力値:236-×-84-156-12-20

技構成:サイコキネシス/ムーンフォース/シャドーボール/サイコショック


HB:A特化メガボーマンダの恩返しを確定耐え,A特化メガラグラージの雨下滝登りも確定耐え,A特化メガバシャーモフレアドライブは6.2%の乱数1発

S:ミラー意識,ABミミッキュ意識


僕より運ゲーもお上手な方が使ってた眼鏡テテフの配分をそのまま持ってきました。

耐久に厚いテテフを使いたかったことからこの型を使いました。

しかし今思うと砂展開の補助的役割を果たすのであれば脱出ボタンを持たせて、ギガイアス→テテフバック,殴られて道具発動からドリュウズ降臨の先制技からドリュウズを守る動きも悪くないなと思っています。ただしその場合テテフの単体性能が下がるので悩みどころ。ちなみに既出の戦術です。



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ウルガモス@回復混乱実(ピンチベリーとかいうネーミング好きではない)

特性:炎の体

性格:控えめ

努力値:196-×-132-36-4-140

技構成:炎の舞/ギガドレイン/めざめるパワー氷/蝶の舞


ミミッキュで止まらない(予定の)抜きエース。配分はツイッターで見かけたやつをそのまま拝借。

メガクチート意識で炎の舞は火炎放射との選択ですが、殴りながら火力が上がる可能性の高い炎の舞に魅力を感じたので炎の舞。実際この選択は正しかったです。詳しくは後述。



【各ポケモンの活躍】

個々のポケモンが第6回MASTERSオフにてやらかしたことを紹介します。実質対戦ログみたいな感じです。



ギガイアス


選出回数5回。砂選出の展開要員として仕事を果たしました。

ステルスロックと大爆発しかしてなかったです。


ドリュウズ


選出回数6回。1回だけピン選出して剣舞でサイクル構築を崩しにいきました。

ジメンZで56%の乱数を突破、岩雪崩怯みで相手のボーマンダの耐久チェック、風船ドランをアイへ怯み突破からの3タテと非常に楽しかったです。


ボーマンダ


選出回数9回。出す前に終わった試合もあるのでそこまで出した感じはないです。

AS竜舞型に後投げされたビルドアップランドロスに対して急所宣言してぶち抜いたのが一番の活躍。ギガドリマンダ選出は4回。


ゲッコウガ


選出回数3回。あんまり出してないです

熱湯の温度調整は割と高めでした。


カプ・テテフ


選出回数6回。ウルガモスが死に出し有利対面を取れるよう雑に扱うことが多かったです。

悪いことはしてないけど存在が悪いみたいなところあるよね。


ウルガモス


選出回数6回。大大大大大犯罪者。

1.ミミッキュを2匹焼く。更にタイミングが絶妙で効率良く混乱実が発動。

2.耐久振りが功を奏し相手の低火力ポケモンが絶望する。

3.決勝戦の炎の舞3連続C上昇。

ドリュウズ以上に運ゲーしてました。



【その他】


重たいポケモンについて

ギャラドス→メガ非メガ共に厳しいです。ボーマンダで威嚇を何度も撒きつつ頃合いを見て殴りに行く立ち回りを強いられます。面倒になったらドリュウズで怯ませればいいです。


アーゴヨン→素早さを1ブーストされると漏れなく全員潰されます。先にボーマンダを展開するかドリュウズで轢いてしまうかテテフが耐えることに賭けて殴り勝ちましょう。

ギャラドスアーゴヨンが同時に採用されがちなのが発狂ポイント。


キノガッサ→誤魔化しようはあるけどそれを読まれてお上手な立ち回りをされると困る。そこまで数を見ないのがありがたいです。


バシャーモ→テテフで対面有利を取る,ゲッコウガでZ切りながら処理,めざ氷は切ってマンダでどうにかするのが堅実。


・雨パ→ウルガモスが2回舞う余裕があれば蹂躙できます。しかし砂パ選出が難しいのがネック。


・トリルパ→エースにも依るけど基本厳しい。



選出パターン

・ギガドリマンダ

基本軸。こちらの動きを押し付けるという意味で強力な並び。


・テテフウルガ+マンダorゲッコ

ウルガモスを通すことを意識した並び。テテフで誘ったミミッキュギルガルドナットレイとかをしばく。相手のZワザをエース以外で透かす動きが大事。


・ドリュテテフウルガ

対ガッツリサイクル構築。低速であればあるほど楽に勝てる。



参考文献 ご本人から指摘され次第消します。リンク先にある構築の方が強いのは秘密。


http://www.evervolition.com/entry/2017/04/09/203143


ギガドリマンダのギガの配分参考元。


http://lielcr2.hatenablog.com/entry/2018/05/21/233232


眼鏡テテフの配分参考元。


http://jillpoke.blog.fc2.com/blog-entry-58.html


ちょい耐久振りのミズZゲッコウガの配分参考元。



【終わりに】


実に半年ぶりの対戦オフの参加で優勝できたのは嬉しいです。台風の影響であったり時期が時期なので参加者はあまり多くなかったですけど、その中でも勝ち残ることは素晴らしいことだと考えていますので素直に誇りたいと思います。


メガエルレイドのキャンペーンとして組んだとは言いましたが、実際その怯む攻撃で当たりどころが悪いと怯むとか関係なく吹っ飛ぶのは内緒です。加えて精神力を看破して怯ませてくるメガギャラドスが最強の怯ませマンなので参考までにどうぞ。



以上です。何かあればこの記事のコメント欄かツイッター(@janklogic_poke)まで。




それでは、また会うことがあればよろしくお願いします。